Adaptec ASC-29320ALP-R Ultra320SCSIカード　

Adaptecの高速SCSIカード、Adaptec ASC-29320ALP-Rです。

Ultra320 SCSIに対応しているので、非常に高速なデータアクセスが可能です。

また、QAS (Quick Arbitration and Selection) という最新のパケットプロトコルが組み込まれているので、SCSIカード側でバスの稼働率を最適化し、同時にコマンドのオーバヘッドを最小限にするらしいです。
その結果、より多くのコマンドが転送できるようになり、バスの稼働率を高めることができるらしいです。
当方、ベンチマークなどを取ったわけではないので、正直どれほどすごいのか良く分かっていませんが・・・(笑)

さらに、RAID機能も付いています。
Adaptecが HostRAID と呼ぶRAID-0、1、10に限定したRAID機能で、手軽にデータ保持性(ミラーリング)や、高速性(ストライピング)を高めることができます。
バス速度が上がった分、このような機能で余った帯域を活用できるのはうれしいですね。

今回の商品はIBMのOEM版となります。IBMの型番は13N2249になります。

対応バスは64ビットPCI-X(133MHz)バス(32ビット互換)です。
内部インタフェースは68ピン（LVD/SE）、外部インタフェースはシールド型68ピンVHDCI（LVD/SE）となっています。

もちろん、Ultra160、Ultra2、Ultra Wideなどのそれ以前のSCSI機器も接続可能です。

ロープロファイルのブラケットも付属しますので省スペースPCやラックマウントサーバにも搭載できます。