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Sun X947A 530-2847 SCSIケーブル VHDCI - DB68 4m 
              


その他の画像
¥3,200 (税込¥3,520)
在庫有り  2点
梱包サイズ: 60
お問い合わせ番号: 8696


 規格SCSI 16bit
 コネクタ形状VHDCI
 コネクタ形状DB68
 長さ4m
 直径9mm
 材質VCT
 付属品




Sun純正のSCSIケーブルです。

コネクタは、VHDCI(ミニチュア68pin)と、DB68(標準ハーフピッチ68pin)です。

型番は、X947A(530-2847)となります。

DB68コネクタが90度横を向いています。
コネクタとケーブルが出ている方向にご注意ください。



SCSIケーブルは、規格により使用できるケーブルの種類が変わります。

一番古いSCSI-1からSCSI-2までは、3m以下のケーブルが利用可能です。
UltraSCSIと呼ばれるSCSI-3では、1.5m以下のケーブルが利用可能です。

UltraSCSI用のSCSIカードの代表例は、Adaptec AHA-2940UWです。

SCSI-1からUltraSCSI(SCSI-3)までは、Single-Ended(SE)という信号レベルが+5Vの変化を利用した通信になります。

SCSI-1から、UltraSCSI(SCSI-3)までの通信速度は以下の通りです。

SCSI-1(8bit) 5MB/s
SCSI-2(8bit) 10MB/s
UltraSCSI(8bit) 20MB/s
UltraWideSCSI(16bit) 40MB/s

8bit幅と、16bit幅の外部接続用SCSIコネクタは以下のものがあります。

8bit
 アンフェノール フルピッチ 50pin
 アンフェノール ハーフピッチ 50pin
 ピンタイプ ハーフピッチ50pin (標準ハーフピッチ50pin / DB50 / HD50)
 D-sub 25pin
16bit
 ピンタイプ ハーフピッチ68pin (標準ハーフピッチ68pin / DB68 / HD68)

「アンフェノール」はコネクタメーカーの名前です。
アンフェノールと呼ぶ代わりにセントロニクス50pinと呼ぶこともありますが、セントロニクスはもともとプリンタメーカーの名前であり、SCSIコネクタの呼び方としては適切ではありません。

アンフェノール フルピッチ 50pinのコネクタは、1980年代の古いタイプのSCSI機器に広く採用されました。
アンフェノール ハーフピッチ 50pinは、主にNECのPC-9800シリーズのSCSIボードで採用されたものです。
D-sub 25pinは、アップル社のマッキントッシュで採用されたコネクタです。
それぞれは変換することができます。

68pinから50pinに変換した場合、SCSI機器との通信は8bit幅になります。

その後のUltra2 SCSIの規格になると、従来のSingle-Endedとは別に3.3Vの電圧の変化で通信を行う、LVD(Low Voltage Differential)というモードが追加されます。
このLVDモードを利用することで、より早く、そしてケーブルの長さも12mまで長くすることが可能にりました。
LVD対応のSCSI規格からは、8bit幅の規格が削除されたため、すべてのケーブルが16bit幅になります。

Ultra2 SCSI以降の規格には以下のものがあります。

Ultra2 SCSI(16bit) 80MB/s
Ultra160 SCSI(16bit) 160MB/s
Ultra320 SCSI(16bit) 320MB/s

これらの規格に対応するSCSIコネクタは次のものがあります。

16bit
 ピンタイプ ハーフピッチ68pin (標準ハーフピッチ68pin / DB68 / HD68)
 ミニチュア68pin (VHDCI)

この2つのコネクタも接続するケーブルによって変換することが可能です。

コネクタの呼び方や規格の呼び方は、メーカーや販売会社によって若干の違いがあります。
これらは呼び方が違うだけで、内容は同じものですので、SCSIケーブルのメーカーとSCSI機器のメーカーが違っていても問題なく接続しあうことが可能です。

SCSI規格の中で最も注意が必要なものは、LVDが登場することにより廃止されたHVD(High Voltage Differential)、別名ディファレンシャルSCSIの機器との接続です。
HVDは他のSCSI規格と通信上の電気的な互換性が無い規格です。
そのため、HVDのSCSI機器やHVDのSCSIカードをSEやLVDのSCSI機器と接続すると故障してしまう場合があります。
それらの危険を認識させるため、HVDのSCSIコネクタには「Differential」と表記されていたり、注意書きが記されていることが多いので、それらの指示に従い注意して接続する必要があります。
HVDのSCSI機器には、大型のプリンタや外部テープライブラリ、業務用の大型イメージスキャナなどがありました。
また、HPの古いUNIXワークステーションの一部の機種では、HVDのハードディスクを搭載したものもあります。
SCSIケーブルについては、通常のSCSI規格のケーブルと大きな違いはありません。
また、LVDの登場以前の規格なので、HVD規格ではVHDCIコネクタは採用されていません。
VHDCIのコネクタが付いた機器は、LVD対応機器になります。


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